ガングリオシドは、シアル酸を一つ以上含むスフィンゴ糖脂質で、特に脳、神経組織に多く含まれています。糖鎖は核酸(DNA)、タンパク質に次ぐ第三の生命の鎖といわれ、今最も注目を集めています。
ガングリオシドは、主に細胞表面に存在して細胞の増殖・分化・癌化、細胞間認識、情報伝達、神経突起伸展や免疫等の現象に重要な役割を果たしていると考えられています。
ガングリオシドの含有量の多少は神経の成長・修復・再生に直接影響します。
加齢や脳の病気・外傷などによってガングリオシドが減少すると軽い場合は頭がボーッとしたり、記憶力が落ちたりします。
又、重症になるとアルツハイマー・パーキンソン・痴呆・半身不随などの症状が生じるとされています。
母乳に含まれ乳児脳機能形成に重要な働きを担っており、脳の神経細胞ネットワーク形成や、記憶メカニズムに深い関わりを持っていると言われる注目の成分です。
脳神経の再生や修復にとても役立つ事が判明されて、現在TVをはじめとして大変話題を呼んでいる成分です。
ガングリオシドには多くの種類が存在し、その種類により働きが違う事が分かっておりますが、ミルクから抽出したガングリオシドは、今まで以上に汎用性に富んだガングリオシドであり、「ガングリオシドの母」と呼ぶことができるほどのものになっております。